※ 以下ネタばれ含みますので、これから観ようと思っている人は読まない方がいいです。
※ あと、エヴァを知ってる人、それも結構好きな人でないとつまらないと思います。。。
95年のTVシリーズを第一話からリアルタイムで鑑賞し、ビデオを全巻購入、サントラコンプリート、
旧劇場版は公開初日に始発電車に揺られて長大な行列に並び、限定テレカまでゲットした俺。
もちろんUCCの初代エヴァ缶は全て揃え、さらにはエヴァンゲリオン交響楽まで聴きに行った俺。
フィルムブックから絵コンテ集、果ては当時大量に出回った「謎本」まで一通り揃えてしまった俺。
そんな俺がようやく観てきました。『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』。
公開4週目だし空いてるだろうと思ってたら、意外と混んでてビックリ。
しかも女性の姿が結構多くてちょっと嬉しかったりして。
世間では賛否両論あるようですが、個人的には良かったと思います。
TV版の再構築ということで、どこまで手が入るのか気になっていましたが、
TV版のイメージを壊すことなく、上手くまとめられていたんじゃないでしょうか。
95年当時は、一般的なTVアニメの常として画の質にバラつきがありましたが、
さすがに今回はそんなこともなく、全体的なクオリティはかなり高かったかと。
そこに最新のデジタル処理が施され、なかなかの映像に仕上がってました。
その最たるものが、とてつもなく美しくなったラミエル(第五使徒)でしょう。
あの反射具合は95年当時の技術では不可能だったんじゃないでしょうか。
しかもなんか形状が変化してるし!ドリルが有機的な質感になってるし!
あのラミエルの姿を拝めただけで、観に行った甲斐があったというものです。
音楽はもちろん鷺巣詩郎大先生。
TV版の音楽をリミックスしたような音楽が多かったのが印象的でした。
ただ、各シーン毎にTV版の音楽のイメージがあまりにも強すぎるため、
なんとなく違和感を感じてしまったのは致し方無いところでしょうか。
むしろTV版の音楽がそれだけ印象に残っていることを褒めるべきかも。
強いて言うなら、オープニングは『残酷な天使のテーゼ』にして欲しかった。
そしてエンディングも『Fly Me to the Moon』が良かったなぁ・・・。。。
宇多田ヒカルの『Beautiful World』がダメだったというわけではないです。
むしろ予想以上にエヴァに合っていたのでビックリしてたりします。
その他にも、TV版には無かったシーンもちょこちょこあったりして楽しめました。
カヲル君をこのタイミングで出すとは、庵野さんも思い切ったことをしたものです。
そして何と言ってもあの次回予告!あまりの衝撃に吹き出しそうになりました。
だって、月ですよ!?月から飛来するエヴァ6号機ってなんだよ!?(笑)
気になってしょうがないので、次も観に行きます。(←見事に乗せられてる俺
というわけで、『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』を楽しみに待ちましょう。
あれ、パンフレットに「スタッフ募集中」って書いてあるんですけど・・・(笑)
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